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老いることは劣化することじゃない

若い頃の私は
年齢を重ねることは劣化することだと思っていた。
特に賢いわけでもなく、美しいわけでもない私は
若いことと、若さゆえの健康だけが取り柄だと思いつつ
誰にでも平等に訪れる若さにうぬぼれとおごりをもって
高慢に生きていた生意気な小娘だったのである。

そんな私から見たら
おばさんたちはえげつなく、図々しく、ふてぶてしく
あんな風にはなりたくないと思っていたけど
若い頃そんなふうに思っていたおばさんたちは
今の私より若い年齢なのだと思う時がしばしばある。

自分自身が
図々しく、ふてぶてしいはずのおばさんになった今
おばさんも捨てたもんじゃないと思っている今の私がいる。
少なくても、若さだけが自分の売りで
チヤホヤされて当たり前みたいに思っていた過去の私より
今の図々しいおばさんになった私の方が
若い頃の私より多少はもてるし
若い頃まったく出会いがなかった私が
今素敵な男性と一つ屋根の下で暮らしているのだ。

年齢を重ねることは劣化することではなく
人生の深さを知ることであり
人生が深くなるように経験を重ね
経験を通して、思いを重ねていくことかも知れないと
今なら思うことができる。

年齢を重ねて劣化していくのは
容姿と体力はあるかも知れないけど
それだって、自分の容姿が傍から見たら劣化していても
自分の内部では自分の容姿と内面に違和感を感じることが少なくなる部分もあると思うし
より自分らしくなることができたと思えば
一般的な若さと言う価値観より
気取った仮面を脱ぎ捨て
自分自身が自分らしくいることができるという
価値観のほうが勝るかも知れない。
体力に関しても、確かに無理はできないし
不自由なことも増えるかも知れないけど
自分の体をいたわると言う
若き日の自分ではありえなかった
自分自身に対する優しさに対して快感を感じる日もある。
無理はできないけど
自分の体と向き合う癒しみたいなものを感じることもあるさ。

老いることは劣化する部分も確かにあるけど
それだけじゃない
老いて、経験を重ねたからこそ感じる幸せも確かにあるさ。
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2015/01/23 (Fri) 21:54 |  # |  | 編集 | 返信

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